中華人民共和国は、2003年から弾道ミサイルを転用したASATの実験を進めていたと見られており、このASATは2007年1月の人工衛星破壊実験により、その存在が公式に認められることとなった。この実験で使用されたASATは中距離弾道ミサイル東風21号 (DF21) をベースとした固体ロケット開拓者1号 (KT-1) で、弾頭には運動エネルギー弾頭を用いたと見られている。実験では四川省の西昌宇宙センター付近から打ち上げられ、高度約850?860kmの軌道に存在した同国の老朽化した気象衛星(風雲一号C型)に命中、これを破壊した。なお、同様の実験はそれ以前にも3回行われており(いずれも失敗)、米国は一連の打ち上げが人工衛星破壊実験であったことを察知していたとされる。
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デブリの危険性が認知されるようになって以降20年以上この種の破壊実験は行われていなかったが、この実験により多数のスペースデブリが発生した(2008年3月までに探知されたものだけで2300個以上)。これにより、国際宇宙ステーションなどの有人宇宙開発の新たな懸念となる可能性があるとして、欧米諸国を中心とする各国から抗議がなされた。
なお、中国は2001年以降、ジュネーブ軍縮会議にて、宇宙の軍事化防止を進める提案を行っている。この提案の禁止対象にはASATも含まれている。